【ニュースレター巻頭言】
8月号『賛美を止めてはならない』

7月17日(土)「第27回ユーオーディア賛美の夕べ」が主の豊かなご臨在のうちに、無事に開催された旨、ここにご報告できることを、心いっぱい感謝し、賛美いたします。皆様のお祈り、ご支援、ご協力、ほんとうにありがとうございました。

 コロナ禍での準備や練習には様々な困難がありました。本番直前には緊急事態宣言が発動され、多くの方々から「ほんとうに開催するのですか?」「できるのですか?」との問い合わせがありました。でも、蓋を開けてみたら700名以上の方々がご来場くださったのです。また、今回クラウドファンディングで支援を呼び
かけたところ、予想をはるかに超えた大勢の方々がご支援くださり、驚くとともに感謝で一杯になりました。
そして「賛美の夕べを開催してくれてありがとう!」という声をいただいた時は、心の底から喜びが沸き上がってきました。

 2 年ぶりの賛美の夕べ …この間、新型コロナで「集まるな」「近づくな」「歌うな」という生活を余儀なくされた、辛く、困難の多い日々でした。しかし今回、久しぶりにみんなで賛美を捧げた時、自分という全存在が「もう喜びに満ち溢れる!」のをあらためて経験しました。

 ヨハネの黙示録4:11に「神がご自身の喜びのためにすべてのものを(もちろん『私』という存在も)創造された」(英訳)とあります。つまり、私たちは「神を賛美する」ために創造され、生かされているのです。人はそのように造られているのです。神に賛美を捧げなくては、クリスチャンも教会も力を、命を失ってしまいます。今、世界的なコロナ禍にあって、そのことが試されているのだと思います。形はどうであれ、私たちは決して「主をほめたたえる」ことを止めてはならないのです。今回このことをあらためて強く示されました。

 今回はオペラシティからの指導で、演奏者の距離を正確に測って並ぶ必要があり、出演人数をかなり抑えなければなりませんでした。ともに賛美したくても出来なかった仲間が大勢いらしたことを心苦しく、申し訳なく思っています。そのお一人びとりの思いも背負って賛美いたしました。感染リスクを無視して無謀なことをするのが主のみこころだとは思いませんが、上よりの知恵と導きをいただきつつ、いよいよ、益々、素晴らしい我らの主に賛美を捧げて参りましょう。

ユーオーディア代表    柳瀬   洋