ユーオーディアについて

「ユーオーディア」とはギリシャ語で「最上の香り」という意味で、聖書の中では「キリストのかおり」という表現で使われる言葉です。

“私たちは[…]神に対するキリストのかおりである。”(Ⅱコリント2:15)

一般社団法人「ユーオーディア」は日本のクリスチャンクラシック音楽家たちによって、賛美と宣教と育成を目的として設立されました。

1988年に始まった「クリスチャン音楽家の集い」という小さな集会から出発し、2年後の1990年にユーオーディア管弦楽団・合唱団が誕生、その後東京を本部に、大阪、沖縄、仙台、ホノルルにも支部ができました。2004年には音楽伝道者や教会音楽奉仕者育成、また子供たちの音楽教育のための「ユーオーディア・アカデミー」が設立され、また2005年にはタイ、バンコクに「ユーオーディア音楽宣教センター」が開設され、ユーオーディアの賛美と宣教のミニストリーは今や日本のみならず、全世界に及んでいます。

 

ユーオーディア・アンサンブル

音楽宣教を目的に1988年、ユーオーディア・アンサンブルが結成されました。Cl.柳瀬 洋、Vn.蜷川いづみ、工藤美穂、Vla.村上信晴、Vc.井上とも子、Pf.柳瀬佐和子はそれぞれがソリストまた音楽伝道者として国内外で活躍しています。これまで12枚のCDをリリース。このアンサンブルを世界に派遣する「AK・Euodia・Foundation」が2005年バンコクに設立され、ユーオーディア世界音楽宣教ツアーがスタートしました。これまで世界各国で100公演を行っています。日本のクリスチャン音楽家の賛美集団「ユーオーディア」はこの6人から始まりました。

ユーオーディア管弦楽団・合唱団

1990年に結成された日本初のクリスチャン音楽家によるオーケストラと合唱団。毎年、全国各地また海外からメンバーが集結して「ユーオーディア賛美の夕べ」を開催しています。
この賛美の夕べのために毎年新しいオリジナル賛美曲が誕生しています。聖書には「主は賛美のうちに住まわれる(詩篇22)」とあり、キリストの御名のもとに一つ心となって捧げる賛美のうちに神の栄光を拝しています。

ユーオーディア・アカデミー

ユーオーディア・アカデミーはクリスチャンのための音楽の学び舎です。教会音楽の向上と、賛美奉仕者や音楽伝道者の育成を目的とします。また、子供たちの音楽教育にも力を注いでいます。
聖書には、賛美のうちに現される神の大いなる御業の記述が満ちています。主の栄光、勝利、宣教、いやし、慰め、奇跡など数えきれないほどです。それは「主が賛美のうちに住まわれる(詩篇22)」からです。また、ダビデ王が音楽をもって神に仕えるために任命した祭司たちは「みな達人であった(歴代誌)」と記されています。
クリスチャンとして音楽を志す者たちが、その技を磨くのはもちろんのこと、主を賛美することの意味と素晴らしさを学び、実践することは、各人の祝福にとどまらず、教会、ひいてはこの日本の祝福のためにとても大きな意味があると信じます。