【ニュースレター巻頭言】
4月号『いのちより大切なもの~永遠のいのち』

心いっぱい 主の御名を賛美いたします!
皆さん、イースターおめでとうございます!あらためて、主イエス様の十字架と復活によって与えられた永遠の命を感謝します!

ウクライナの戦火で尊い命が奪われています。家族が引き裂かれ、多くの人々が難民として過酷な生活を強いられています。悲しみ、嘆き、怒りが渦巻いています。SNSが発達した今、私たちはその様子をリアルタイムで見ているのです。居ても立っても居られない気持ちです。今、私たちは何をすべきなのでしょうか。
このような悲惨な状況の中でも、人々に福音が伝えられて神に立ち返る人々が次々に起こされているという報告を聞きました。また、戦う兵士の中にもクリスチャンのグループがあって、祈り、賛美しながら戦っているのだそうです(複雑な気持ちになりますが……)。
今、「いのちの儚さと尊さ」そして「人間の罪深さ」を考えずにはいられません。
 
このような中で開催される今年のユーオーディア賛美の夕べ (8/6)は「いのち」がテーマです。2015 年に初演した組曲「いのちより大切なもの」(星野富弘 詩、土井康司 曲)を柱に、全体のプログラムを構成しました。
星野さんは24才の時、事故で首から下が不随となってしまいました ……「私は今まで死にたいと思ったことが何度もあった。けがをした当時は、なんとしても助かりたいと思ったのに、人工呼吸器がとれ、助かる見込みがでてきたら、今度は死にたいと思うようになってしまった。動くことができず、ただ上を向いているだけで、口から食べ物を入れてもらい、尻から出すだけの、それも自分の力で出すことすらできない、つまった土管みたいな人間が、果たして生きていてよいのか ……」しかし、星野さんはこのような状況の中でイエス様と出会ったのです。そして「いのちより大切なもの」という詩画が生まれました。
「いのちが一番大切だと思っていたころ 生きるのが苦しかった いのちより大切なものがあると知った日 生きているのが嬉しかった」
今年の賛美の夕べで「いのちより大切なもの」が再演されることになって、星野さんはとても喜んでくださいました。そして、詩を朗読してくださいました。チラシの裏の QRコードで聞くことができます。
 
ユーオーディアのヴィジョン(使命)は「音楽にのせてキリストの香りを届けること」「この香りで満たすことです」です。
イエス様は「永遠のいのち」とは「主を知ること(聞くこと)による」のだと言われました。8月6日、賛美にのせて「永遠のいのちの福音」を届けましょう!
「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。」と、証ししましょう。

ユーオーディア代表    柳瀬   洋