「愛する者たち。《神がこれほどまでに》私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた、互いに愛し合うべきです。いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。」
主の御名を賛美いたします。
新しい年を迎え一ヶ月半が経ちました。いかがお過ごしでしょうか。
今年も皆様のうえに主の平和と祝福がありますように。
上記のみことばが、今年ユーオーディアに与えられたと信じています。
まず「神が《これほどまでに》私たちを愛してくださった」ことを、もっともっと知りたいと願います。そのことを知れば知るほど私たちは「互いに愛し合うこと」ができるのです。そして、私たちが互いに愛し合うなら人々はそこに《神を見る》ことになります。
イエス様は「終わりの時代には不法がはびこり、多くの人の愛は冷えていく」( マタイ24:12)と言われました。それは逆に言えば「人々は愛に飢え渇く」ということです。「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるようになります。」(ヨハネ 13:34,35)
イエス様は「互いに愛し合いなさい。そして、人々が主に立ち返るようにしなさい」とは言われませんでした。「互いに愛し合いなさい。《それによって》人々はそこに神の愛を見ることになる」すなわち「わたしがそのことをする」とおっしゃっているのです。
イエス様は最後の晩餐の席で「彼らが一つとなるように」と、何度も父なる神に願いました(ヨハネ17章)。ゼパニヤ書では、人が神に立ち返り「一つ肩となって」主に仕える時、神の喜びが爆発すると預言されています(ゼパニヤ書3章)。ソロモンの宮では「彼らは「まるで一人のように一致して」賛美した。そのとき、宮は雲で満ちた。神の栄光が宮に満ちたからである(II歴代誌5章)とあります。
「彼らが一つとなる」「互いに愛し合う」とき、主は大いに喜ばれ、栄光が現されます。私たちは毎年「賛美の夕べ」でまさにそのことを経験しているのです。だからこそここまで続けられているのだと思います。このことをさらに追い求めて参りましょう。それが主の願いであり、命令です。
1月14日に理事、リーダー、スタッフで新年恒例の「幻を語る会」を持ちました。そこで 「今年はユーオーディアの原点である交わりの機会を増やし、キャラバン伝道や音楽祭などのイベントを積極的に持とう、また若いメンバーが積極的に様々な奉仕に関わっていこう」と話し合いました。
世界が混沌とし、人々の愛が冷え、将来に希望を持つことの難しい今、教会、クリスチャン一人一人、そしてユーオーディアのあり方、働きがどれほど大切かと思わされます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ユーオーディア代表 柳瀬 洋