8月6日(土)、東京オペラシティコンサートホールタケミツメモリアルにて、「第28回 ユーオーディア 賛美の夕べーいのちより大切なものー」が行われました。皆さまのご来場に心より感謝し、ここにご報告いたします。
第一部オープニングは、スメタナ作曲「わが祖国」より「モルダウ(ヴルタヴァ)」。ウクライナでの戦争の終結と平和を心から願い、美しい愛する祖国への愛がつまったこの曲を演奏いたしました。
続いて、柳瀬佐和子氏によって作られた新曲「インマヌエル」クラリネットとチェロと管弦楽のための(初演)
「神我らと共にあり」の意味の「インマヌエル」、今回のソリスト井上とも子さんの名前の由来でもあります。曲は大きな四セクションからなっており、「私はあなたを見放さず、あなたを見捨てない(ヨシュア記1:5)」と語られるみことばを表すチェロとクラリネットのかけあいから、主にある平安、神と共に歩む人生の「喜び」そこに相反する「的外れな状態」、天国への憧れ、永遠に続く道を一歩一歩歩んでゆく、、、とストーリーが展開されます。
第二部は、土井康司作曲 ~星野富弘詩画の世界~ 合唱組曲「いのちより大切なもの」ではじまりました。この作品は、2015年初演、2016年改訂版初演となった、ユーオーディアにとって大切なオリジナル作品で、演奏は6年ぶりとなります。
関根弘興師(TVライフ・ライン司会者/城山キリスト教会牧師)のナレーションで、星野富弘さんの救いの証しが朗読されます。『あの時から、空が変わりました。私は独りではなく、空が、神さまが見ていてくれると思うようになったのです。。。』
ソロ・坂井田真実子(ソプラノ)、砂田直規(バリトン)
『冬があり 夏があり 昼と夜があり 晴れた日と雨の日があって ひとつの花が咲くように
悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく・・・』
続いて、柳瀬佐和子作曲「詩編23篇」
『主は私の羊飼い 私は乏しいことがありません
主は私をみどりの牧場に伏させ 憩いの水のほとりにともなわれます・・・』
今回の賛美の夕べ開催にあたり、与えられたみことば「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにおられるのだから。(ヨシュア記1:9)」この言葉を胸に、私たちの羊飼いとして、ともなってくださる主への信仰の告白を賛美しました。
最後は、キルパトリック作「主の栄光」(こうえいか訳詞・柳瀬佐和子編曲)。
去年に引き続きコロナ禍の開催で、会場の皆さんと一緒に賛美することはできませんでしたが、『主の栄光 あなたのこころに 私のこころに 私の祖国に 全ての国に 輝き出よ』と祈りの賛美でプログラムを閉じました。
<曲目>
B. スメタナ:
交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
柳瀬 佐和子:
交響詩「インマヌエル」クラリネットとチェロと管弦楽のための(世界初演)
星野富弘 詩/土井康司 曲:
~星野富弘詩画の世界~
組曲「いのちより大切なもの」
柳瀬 佐和子:
詩編23「主は私の羊飼い」
キルパトリック 作 こうえいか 訳詞/柳瀬佐和子 編:
「主の栄光」(アンコール)
●「第28回 ユーオーディア 賛美の夕べ」後日動画配信8月27日よりスタート(配信期間8月27日~9月24日)
●「第28回 ユーオーディア 賛美の夕べ」ライブ録音、今秋CD制作予定!
チラシ・プログラムデザイン:清水眞理