【ニュースレター巻頭言】6月号『見よ、今は恵みの時、今は救いの日です』

主の御名を賛美いたします。
皆様のうえに主の豊かな恵みと平安がありますように。

私は今、ペンテコステの日にこの巻頭文を書いています。
主イエスが十字架刑で死なれた時、弟子たちは悲しみと罪悪感と絶望のどん底にいました。そんな彼らの真ん中に復活のイエス様が立たれました。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。」また後日、イエス様は彼らに言われました。「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」そしてペンテコステの日、彼らはイエス様の約束の通り聖霊によって力を受け、教会が誕生し福音宣教が始まりました。聖霊に満たされたペテロは叫びました。「この方(イエス・キリスト)以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」ほかのどこにも救いはありません!しかし、主イエス・キリストのうちには確かな救い、希望、永遠のいのちがあるのです!

私もこの真理のゆえに人生が全く変えられた者です。この福音を「どうにかして家族や友人に知らせなければ!」と思いました。それで熱心に語り、教会に誘いました。しかし、誰も耳を傾けてくれません。私のコンサートにならみんな喜んで来てくれるのに…、ならば!舞台の上から語れば良いじゃないか!そのようにして私の音楽伝道が始まり、ユーオーディアが生まれました。

今年はユーオーディア35周年、7月15日には「第29回 賛美の夕べ」が開催されます。これは「今年もまた」「いつものように」ということでは決してないと思うのです。
「見よ、今は恵みの時、今は救いの日です。」「神の恵みを無駄に受けないようにしてください。」(IIコリント 6:1,2)今は情報社会で様々なルートでニュースが入って来ますが、戦争がいかに悲惨なことか、現在キリスト教がどれだけ迫害されているか、それと同時に今の日本がなんと平和で自由であるかということを思わされます。これは当たり前のことではありません。主のあわれみであり目的があるのです。私たちはこれを無駄に受けてはなりません。

「今度、東京オペラシティに私が出演するから来て!」と誘ったりチケットをプレゼントすれば愛する方々が喜んで来てくれます。そこでは福音が歌われ、賛美が捧げられ、賛美のうちに住まわれる主がお一人一人に触れてくださいます。またこの機会を用いて、誘った方に個人的にフォローアップができるのです。こんな伝道のチャンスがあるでしょうか!多くの方々をお誘いしましょう!

今、賛美の夕べに向けて準備、練習、資金調達などスタッフ一丸となって頑張っています。このためにどうぞお祈りください。指揮者、ソリスト、出演者、ボランティアスタッフの皆さんのためにもどうぞお祈りください。とくに若い方々のために期待をもってお祈りください。
皆様のお祈りとご協力をよろしくお願いいたします。

ユーオーディア代表 柳瀬