主の御名を賛美いたします。
コロナ禍が続いていますが、すべては主の御手の中、皆さんのうえに主の溢れるばかりの祝福と平安がありますように!
ただ今「ユーオーディア賛美の夕べ2021」に向けて準備が進められています。コロナ禍での賛美の夕べ開催は予想をはるかに超えて困難です。目の前には次々と難題が立ちはだかります。しかし、主は力強い御腕で行手を開き、背中を押してくださいます。「今こそ賛美の声をあげよ!」と、私たちを励ましてくださっていることを強く感じます。
ちょうど10年前にも大変な状況下で賛美の夕べを開催したことがありました。2011年4月3日に東京オペラシティで開催を予定していましたが、3.11 東日本大震災、福島原発爆発!「こんな時に開催できるのか?」「そもそも開催すべきか?」…… 悩み、意見が割れました。そんな時、仙台で被災したメンバーから事務所にメールが届いたのです。「私は無事です。避難所生活をしています。悲しいこと辛いことがいっぱいありますが、主からみことばをいただきました。『みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。』」この声を受けて私たちは奮い立ち、賛美の夕べ開催を決めたのです。放射能や停電の不安の中、金さんの指揮で柳瀬佐和子作曲「神はそのひとり子を」を初演、曲中、ソプラノソロ(高橋薫子さん)で「冬は過ぎ去り、大雨も通り過ぎて行った …… 山鳩の声が私たちの国に聞こえる」と歌われた時、溢れる涙を抑えることができませんでした!この日、主の愛が会場を包み込みました。
あれから10年、私たちは新たな試練を迎えています。けれども「時が悪くてもみことばを宣べ伝えなさい」と主は言われます。今回の賛美の夕べのテーマは「永遠の希望」です。「主に信頼する者は、失望させられることがない。」(ローマ9:33)からです。
新曲「Eternal Hope(永遠の希望)」のテキストが出来上がり、現在、金さんが作曲にかかっています。どうぞお祈りください!
7月17日、永遠の希望の光を高く掲げ、暗闇を照らしましょう。
ユーオーディア代表 柳瀬 洋